日時：2007/5/27　13:30～22:00
会場：イタリア文化会館アニェッリホール
曲目：プッチーニ作品

♪日本におけるイタリア2007・春
トッレ・デル・ラーゴ　プッチーニ・フェスティバル財団とイタリア文化会館による
第1回プッチーニ・マラソン　

お問い合せ：イタリア文化会館　03-3264-6011

5/26,27、二日間に渡って行われる、この催し。
一日目は、映画「プッチーニ」（1973年製作、サンドロ・ボルキ監督作品）を上映。
二日目、27日は、日本・イタリアの歌手が大挙出演、プッチーニ・オペラの醍醐味をお届けします。

弦楽アンサンブル、合唱などとともに、エレクトーン伴奏でのオペラアリア。
13:30に開演、終演予定は22:00という、まさにマラソンのようなコンサート。
プッチーニのオペラ・アリアを、有名なものから、日本ではあまり上演されない曲も
ハイライトでお聴きいただけます

演目を一部紹介・・

マノン・レスコー
ラ・ボエーム
蝶々夫人
トスカ
つばめ
西部の娘
外套
ジャンニ・スキッキ
トゥーランドット・・・・

赤塚のもっとも得意とするイタリアオペラ。
たっぷり堪能できるコンサートになりそう♪
演奏する方も、お聴きになる方も、体力つけて！

＝コンサートレポート＝
本番2,3日前のリハーサルでのこと。
イタリアから来日した方から
初めて聴く、赤塚のエレクトーンの演奏に感激！
「これならば、この曲も、あの曲も、その曲も…是非お願いしたい。」と急な依頼が。
イタリアやヨーロッパではあまり馴染みのないエレクトーンでの演奏。
しかも、本物のオペラ！に驚かれたようです。
無理な依頼は承知の上、それでも頼みたいと思ってくれたのは
パッと聴いたそれだけで、信頼を得たのだと思います。

歌い手さんが、喜んじゃって喜んじゃって、と大のり気で歌ってくれたのは
まさに嬉しい悲鳴……！
リハーサルの合間までも、やってもやっても終わらない音色作り…
急な演奏曲目増は、楽譜の用意もすごい作業。
楽譜だけで電話帳を遥かに超える厚みです。

本番は、とても！長時間の演奏会だったので、集中力の持続がとても大変です。
伴奏は、エレクトーンのみ、のほかに、小編成のオーケストラとエレクトーンもあり、
オケとの音はマッチしていて、厚みのある違和感のない良いサウンドに。

最後は、出演者全員でトゥーランドットのネッスンドルマ。
とても感動的なカーテンコールでした。

大好きなプッチーニだから！という思い一つで、乗り越えた今回のコンサート。

音楽が好きだから、というパワーの強さを改めて見た感じです。

「音楽のパワー」なのか、「好きという情熱」なのか。
…きっと……どちらもなのでしょうね。