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2007/6/10 赤塚博美ソロコンサート パルテノン多摩

日時:2007/6/10 11:00開演
会場:パルテノン多摩

お問い合せ:スガナミ楽器 042-375-1253


曲目:カヴァレリア・ルスティカーナ / マスカーニ
雷鳴と電光 /ヨハン・シュトラウス
月光        / ベートーベン
子供の領分より ゴリウォークのケークウォーク  / ドビュッシー
白鳥の湖     / チャイコフスキー
月の光      / ドビュッシー
12のわらべうた   /菊地雅春
チャルダッシュ   /モンティ
Nessun Dorma   /プッチーニ            

    
ピアノや、オーケストラで馴染みのある曲、あまりエレクトーンを
お聴きになったことがない方にも親しみやすい演目です。
全編ソロでの演奏になります。感性あふれる赤塚の音楽の世界を味わってください。


当日は!!うふふ…
☆サプライズがあるかも☆(←こう言ったらサプライズじゃないですね)
笑ったり、涙したり、思い切り感情を揺さぶられることでしょう

皆さん、ハンカチを忘れずにお持ちくださいね!


=コンサートレポート=


休日の朝早く、しかも時折、土砂降りに遠くで雷が…という生憎の天気
にも関わらず、たくさんの方に足を運んでいただき、ありがとうございました。

普段はオペラ、歌との共演が多いのですが、ソロでエレクトーンのよい演奏を
集中して楽しみたいというリクエストと、「親子で楽しむ」というテーマを依頼されての
コンサートでしたので上のような演奏内容になりました。

で…気になるサプライズは、パントマイムの登場です。
独自のパントマイムでパフォーマーとして活躍されているイケコが
「12のわらべうた」「チャルダッシュ」で共演してくれました。

わらべ歌の中の「ずいずいずっころばし」のところで
いたずらネズミも登場。突然の共演者にお客様も驚かれたのでは?
「チャルダッシュ」では赤塚も衣装の早替えに初挑戦!?
ドレスから一転、燕尾服の下のソックスは、蚊をイメージした縞々だったのですが
伝わっていたかしら?(なぜ蚊なのかは見てのお楽しみ!)
どこかおかしなバイオリン奏者に扮したイケコと赤塚のコミカルなやり取り。
リハーサルの時間があまり取れなかった中
本番中に予定してなかった二人のやりとりが生まれたり、
なんともコミカル&スリリングなチャルダッシュになりました。


実は・・赤塚は演奏プラスアルファで何か表現するのが大好き!
シリアスに演奏してる姿ばかりでなく、舞台としてコンサートとして
楽しんでもらえることを思いついたら、てらわずにやってのけます!


思い切り会場が和やかな空気になった後
最後は、荒川静香さんの演技ですっかり知られた、トゥーランドット「Nessun Dorma」
なんとも内容の・密度の濃い一時間を、うっとりとした気持ちでしめくくりました。


終演してから、一旦ご挨拶して帰られたと思ったお客様が
もう一度、わざわざお花を手に楽屋まで来ていただいたり、お客様の
来てよかったの声にこちらも感激しました。


また、リハーサル時間30分という、短い時間の中、
「おもしろい」と一緒に乗ってくれて、音響・照明と
限られた要素の中、色々と協力してくださった会場の方々には、本当に感謝いたします。


演奏プラスアルファの部分で、まだまだ隠し持っている
いろんな才能がありそうですよ…


今後も、赤塚の音楽の世界を、より深く・広く表現できるような
お客様にリラックスして楽しんでいただけるような
コンサートを作っていけたらと思います